卵母細胞の冷凍保存(卵子の冷凍)は生殖補助医療の分野の中でも比較的新しい技術です。この技術は、将来子供を授かる可能性を上昇させるものです。この技術による初の妊娠成功例は1986年に報告され、以来600人の赤ちゃんが生まれています。現時点で妊娠成功率は30%から40%ほどです。

卵子の冷凍

卵子の冷凍をすることによって、女性が家族を持つ準備が出来るまで受精を見合わせることが出来ます。卵子冷凍に際しては、患者さまはだいたいIVFと同じ手順をたどることになります。卵巣刺激、超音波検査、卵子の摘出といった具合にです。取り出された卵子は数時間培養され、同日中に冷凍されます。

胎芽の冷凍

胎芽の冷凍技術は、胎芽の子宮への輸送後も、培養された上質な胎芽が余っている場合にお勧めされます。患者さまが次にこの胎芽を使う準備ができるまで、冷凍保存されます。無事妊娠し、これらの胎芽を使う必要が無くなった場合は、研究用に提供するか、他のご夫婦に提供することも出来ます。廃棄することも可能です。