不妊治療用語集にようこそ!このページでは、以下の用語集で役立つ情報がたくさん見つかります。知りたいことが書かれていない場合、または質問がある場合はご連絡ください。
不妊治療に関連する医療用語を理解して頂くために、以下に用語集を用意しました。こういった頻繁に使われる単語を学ぶことで、医師や他のスタッフと会話するときに心強く感じられるはずです。


1. アシスト・ハッチング
アシスト・ハッチング(AH)は体外受精における技術であり、受精卵の周囲の透明帯に小さな穴を開けます。アシスト・ハッチングは胎芽の壁を緩和し、着床の可能性を高めます。

2. 胚盤胞
胚盤胞とは、胎芽が生理的発達を経て成長した段階であり、2種類の細胞を含んでいます。胎盤を形作る細胞のグループと、胎児を形作る細胞のグループです。この発達段階にまで胎芽を育てるために必要な栄養素を与えられるよう、当院の体外受精研究室の技術は進化してきました。

3. 卵子の寄付
卵子寄付においては、提供者は匿名のこともありますし、患者さまの姉妹や友人、親戚のこともあります。複数の卵子を取り出すため、提供者は卵巣を刺激する薬を飲みます。提供者と受け取る女性の生理周期を一致させるため、ホルモン剤が投与されます。

4. 卵細胞の凍結
卵母細胞の低温保存(卵細胞の冷凍)は、前途有望な新進の技術であり、世界中の体外受精研究室で行われ始めています。冷凍保存のアイディア自体は何十年も前からあったのですが、近年になって成功率が上がってきました。

5. 性腺刺激ホルモン
性腺刺激ホルモンにはたくさんの種類があり、排卵誘発のために使われます。1種類のみで使われることも、複数種の複合で使われることもあります。例として、hMG (閉経期尿性腺刺激ホルモン, Pergonal (R), Repronex (R),Humegon (R)), FSH (卵胞刺激ホルモン, Fertinex (R), Follistim (R),Gonal-F(R)), and hCG (ヒト絨毛性ゴナドトロピン, Profasi (R), or Pregnyl (R)).

6. ICSI
卵細胞質内精子注入法(ICSI)は深刻な男性要因のために体外受精(IVF)を受けているご夫婦の役に立ちます。ICSIでは卵母細胞の細胞質の中にミクロ注入ピペットを用いて単一の精子を注入します。

7. IUI
子宮腔内授精(IUI)では、精子を洗浄・濃縮し、直接子宮に注入します。通常の性交では、精子のごく一部しか生殖管に到達しません。IUIでは卵管に至る精子の数を増やし、受精を促進します。

8. IVF
ART(生殖補助医療)とは、ふつうIVF(体外受精)とGIFT(配偶子卵管内移植)をといった不妊治療法を指しますが、ZIFT(接合子卵管内移植)やFET(冷凍卵細胞輸送)といった技術も含みます。

9. 腹腔鏡検査
腹腔鏡検査法は腹部や骨盤の様々な問題を検査するための技術であり、腹腔鏡を小さな穴から腹部に挿入して行います。腹腔鏡検査はふつう、全身麻酔のもと行われます。

10. 男性側原因の不妊症状
「タンゴを踊るには二人要る」という諺にもあるように、不妊治療にはご夫婦二人の努力が必要です。ご夫婦両方をしっかりとチェックすることの重要性は、これ以上なく大きいものです。十分に検査を行った後の診断では、男性側に原因があるケースは全体の30%から50%にも上ります。

11. 流産
18歳から45歳の女性の3人に一人は妊娠損失の経験があります。流産を経験した女性は、多くの場合原因の説明をもらえないままで終わります。その後のための助言を得られず、再びの流産を避けるために出来ることがわからないままでいるというケースが残念ながら多いのです。

12. 多胎妊娠
多胎妊娠とは、2人以上の胎児が子宮内に存在する妊娠状態のことを指します。人口全体の妊娠ケースのうち、1%から2%が多胎妊娠になります。しかし、クエン酸クロミフェンやゴナドトロピンの服用、および体外受精などの先端技術の利用により、多胎妊娠の可能性は高くなります。

13. 排卵誘発
排卵誘発技術は、排卵がない女性や、排卵が不定期である女性の不妊治療に有効です。また、胎生学研究室において複数の卵胞の成長を促し、受精の確率を上げるためにも使われます。

14. PGD
着床前遺伝子診断 (PGD)は、体外受精(IVF)のなかで使われる技術であり、胎芽を子宮に輸送する前に、遺伝子異常を調べる技術です。深刻な遺伝病に悩むご夫婦にとって、赤ちゃんが同じ病に感染するリスクを減らす有効な手段となっています。

15. 精子摘出
今や、射精された精液に精子が全くない男性でも子供を授かることが出来ます。睾丸や精巣上体から直接精子を摘出し、パートナーの卵子に卵細胞質精子注入法(ICSI)によって注入します。妊娠の確率を出来るだけ高め、また男性の痛みや不快感をなるべく軽減するために、精子摘出はマイクロ手術によって行われます。

16. 代理母出産
代理母が選ばれ審査が完了したら、卵細胞を提供する側の女性患者と代理母の生理周期を揃えます。女性患者は通常の体外受精(IVF)の要領で治療を受け、代理母は胎芽を受け取るため子宮の準備を整えます。

17.様々な身体的要因によって不妊が引きおこされます。当院では、患者さまが子供を授かる確率を出来る限り高められるようお手伝いをしていきます。運動の頻度、食生活、ストレス、年齢、体重などの要因が全て妊娠・不妊を左右します。ライフスタイルをどのように調整すれば妊娠にとってベストか、それぞれの要因について調べてみてください。